なぜ、コンテンツに取り組むのか
商標登録などの知財制度は、事業者にとってはなくてはならないものです。
しかしその一方で、複雑でわかりにくいことも多く、それが原因で本来必要な知財の手当てができていない事業者はたくさんいます。そこで、知財をいかにわかりやすく親しみのある形で伝えるかが重要になります。
優れたコンテンツには、価値ある情報をそれを必要としている人に届ける力があります。
Toreru は、知財を身近に感じられるようなコンテンツを発信することで、商標登録をはじめとする知財活用を事業者にとってもっとストレスフリーで安心なものにしていきたいと考えています。
具体的な取り組み
Toreru Media
「知財を身近にするメディア」をコンセプトとして、 Toreru Media というオウンドメディアを運営しています。2020年から本格的に運営を開始し、毎週火曜日 +α に新しい記事を更新しています。
Toreru 内部のスタッフだけでなく、外部からも多くの個性あふれるライターさんたちにご協力いただき運営体制をつくっています。
バリバリ実務をしている弁理士などの知財専門家たちが、その豊富な知識や実体験と、自分の趣味や他の得意分野とをかけ合わせながら記事を執筆しているため、他のメディアではなかなか見られない新しい切り口の知財系記事が充実していることが特徴です。
コーポレートサイト
Toreru が提供する各種サービスのWebサイトとは別に、 Toreru 自身の取り組みを紹介するコーポレートサイトを運営しています(このサイトのことです!)。
普通のコーポレートサイトとちょっと違うのは、単なる会社情報や採用情報を載せているだけでなく、 Toreru のこだわりや特に力を入れて取り組んでいることを「こんなに明かしちゃっていいの?」というくらい積極的に公開しているところです。
コーポレートサイトを通じて、自社サービスによる社会貢献だけでなく、同じような課題を持つ他の会社や人たちに何らかの参考になる情報を共有できたらと思っています。
動画コンテンツ
動画には、文字とはまた違った伝える力があります。そんな動画の力を知財分野でも有効活用すべく、YouTube などの動画コンテンツの発信にもチャレンジしています。
まだまだ試行錯誤の段階ですが、今後どんどん動画コンテンツも充実させていきたいと考えています。
講演、執筆活動
講演や執筆活動も行っています。
たとえば、弁理士会の委員会向けに知財分野でのテクノロジー活用に関する講演を行ったり、Patent誌からの依頼を受けてテクノロジーやブランドに関する記事を寄稿したりしています。
講演や執筆活動は、社会や知財業界に対して新しい考え方や取り組みを伝えるきっかけとなるため、これからも機会があれば行っていきたいと思います。
取り組みによってどうなったか
わかりやすいと感じてもらえるようになった
Toreru Media を筆頭に知財が身近になるコンテンツを継続的に発信することで、コンテンツそのものだけでなく、 Toreru 全体としても「わかりやすい」と感じてもらえるようになりました。
「カンタン」や「ストレスフリー」は Toreru が掲げているバリューでもあるため、コンテンツへの取り組みにより、 Toreru らしい価値提供に貢献できたことは大きな成果です。
知財をもっと楽しみ、知ってもらえるようになった
単に専門知識を伝えるのではなく、リアリティのある実体験や、他の身近なテーマとのかけ合わせで知財に光を当てたコンテンツにより、役立つだけでなく「楽しさ」も伝えられるようになりました。またこれにより、知財業界以外の人にもメディアを通じて Toreru や知財を知ってもらえるようになりました。
たとえば、「岩下の新生姜」の類似品について取り上げた記事は、SNS等で多くの人の関心を呼びました。
コンテンツマーケティングの賞を受賞した
Toreru Media がコンテンツマーケティング・グランプリ2021で「専門コンテンツ部門」グランプリを受賞することができました。
初心者でもちょっと知財に詳しくなれそうな敷居の低いコンテンツが揃っていることや、社内の教育資料としても使えそうなコンテンツの質を高評価いただきました。
コンテンツ発信のコンセプトが外部にも伝わり、それを評価いただけたことはとても嬉しく思います。
© 2024 Toreru,Inc.