“テクノロジー”への 取り組み

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“テクノロジー”への取り組み
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なぜ、テクノロジー活用に取り組むのか

まず一つは、課題解決のためです。Toreru のミッションは「知財の価値を最大化させる」こと。でも、知財業界は、複雑で手間がかかる仕事が多いです。

たとえば、何百もの権利情報を表に入力したり、書いた番号に誤りがないか一字一句チェックしたり、あるルールに沿っているか判断したり…。このような作業はどの分野でもありますが、知財は「財産」を扱う分野なので、些細なことでも間違えるとおおごとになりかねません。そのため、煩雑な作業にたくさんの人の手がかかっています。そしてそのコストは最終的にクライアントが負担し、知財への投資対効果を下げることにつながっています。

一方、クラウド・AIなどの最新のテクノロジーはこのような課題解決に向いています。テクノロジーを積極的に活用することで、コストを下げるだけでなく、同じ作業をより速く・正確にこなしたり、人は浮いた時間でより付加価値の高い活動に集中できるようになります。

そうすれば、クライアントや産業に利益が生まれます。またそれは、めぐりめぐって知財業界全体の利益にもなります。

もう一つの理由は、単純に「楽しいから」です。新しいテクノロジーを使ってこれまでにないようなことができたら嬉しい。こんなことできないかな?と考えるだけでもワクワクします。そしてこの「楽しさ」は、たとえば「 AI vs 弁理士 」イベントのように、みなさんと分かちあうこともできます。

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具体的な取り組み

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クラウド技術の利用

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Ruby on Rails のウェブフレームワークを活用して、ウェブアプリケーションを高速に開発しています。

AWS のクラウドサーバーを利用して、安定した運用を図っています。最近では、 AWS Lambda などのサーバーレス技術を積極的に活用して、サーバー管理の自動化に取り組んでいます。2019年には、ServerlessDays Tokyo に出展し、サーバーレス・アーキテクチャの発表も行いました。

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AIの活用

AI(人工知能)技術を活用し、単純なルールベースでは対応できない課題を解決しています。たとえば、似たようなロゴ商標を瞬時に検索したり、文字商標の類似度や識別力を判定したり。手続書類を読み取るOCR技術にもAIが活用されています。また、AIにサーバーレス技術を掛け合わせることにより、AIシステムの運用が楽になるように改善しています。

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2019年10月10日に「商標調査対決 AI vs 弁理士」イベントを開催。エンタメ化しつつ、AI活用の可能性を提起しました。

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AIでロゴ商標が瞬時に検索できる「Toreru 商標検索」

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商標登録証をOCRで読み取り、報告書を自動作成する独自システムを構築

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セキュリティの強化

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お客様の重要な商標データを扱うため、セキュリティには特に気をつけています。

たとえば、 OneLogin のSAMLを活用して従業員のパスワードを安全に管理したり、 AWS のWAFを導入してウェブの脆弱性を利用した攻撃からシステムを保護しています。セキュリティ・エンジニアによる日々の改善も欠かせません。

また、 Toreru の情報セキュリティマネジメントシステムは、ISMS認証を受け、国際標準に準拠しています。

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弁理士法人Toreru はISO27001/ISMSの認証を取得しています。

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ノーコードの積極導入

コーティングをして自前でシステム構築をする必要がないものについては、他社SaaSを積極的に導入してオペレーションを効率化しています。また、 Zapier や Notion などのノーコードでシステムを構築できるツールを活用して、エンジニアじゃなくても自動化・効率化の仕組みをつくれるようにしています。

ちなみに、今見ていただいているホームページも Notion + Super でノーコードで構築されています。

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Zendesk(カスタマーサポート)

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Zapier(業務の自動化)

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Notion(あらゆる情報の一元管理化)

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特許出願の取り組み

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テクノロジー活用のキモであるアイデアを重視し、自社で生まれた発明を積極的に特許出願しています。定期的に特許出願できるよう、オープンクローズ戦略に基づき、何を特許にするかを決める会議を毎月開催しています。現在、権利化済みの特許は4件あります。

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取り組みによってどうなったか

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オペレーショナルエクセレンス

社内のあらゆるオペレーションが最適化され、 Toreru の見えない強みになっています。たとえば、サービスの根幹となる商標業務は、同じアウトプットを出すための労力が通常の10分の1に。圧倒的に速く、ミスが少ない仕組みを構築できました。さらなるテクノロジー活用とプロセス改善の仕組みにより、今後は100分の1まで目指していきたいと考えています。

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新しい市場の創出

テクノロジー活用が遅れている知財業務を新しい方法で捉え直すことで、これまで社会に存在しなかったサービスを生み出すことができています。

たとえば、 Toreru 商標登録®︎ は商標登録にカンタンさと安心を両立させ、 Toreru 商標検索®︎ は初心者でもストレスなく使える商標検索サイトを無料提供しています。これにより、それまで手が出なかった人たちも商標登録ができるようになりました。

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安心してサービスを利用できる

国際標準のセキュリティや最新のサーバー管理の仕組みを導入することで、クラウドの利便性を享受しながらも、安心してサービスを利用できるようになりました。

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